存在の耐えられない軽さ

存在の耐えられない軽さ (集英社文庫)

存在の耐えられない軽さ (集英社文庫)

新年最初の読了本。
愛について,プラハの春後の閉塞状況について,俗悪なるものについて,犬について。
善し悪しは別にして,知識人というものが階層として成立している世界の小説。
が,決して晦渋ではなく,読後の余韻は深く心地良い。