西木正明。『梟の朝』(文藝春秋,1995年刊)読了。 第二次世界大戦中の諜報戦における日本軍人の死の謎をえがいたもの。小説の形式をとっているが,実在の人物が実名で登場し,基本的な要素については事実に基づいていると思われる。 冒頭近くで,母校での…
NOVA2読了。大森望責任編集の書き下ろし日本SFコレクション。12人の作家の短編集で,津原泰水の「五色の舟」が収録されている。「五色の舟」は,未来を予言する怪物「くだん」を介し,大戦末期の時代に見せ物として生きるフリークス一家の救済と喪失を描く短…
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